最新のものづくり「デジタルファブリケーション」とは?

世の中では一般的に馴染みがなくても新しい技術が次々と生まれています。古い時代から日本は丁寧で繊細な職人の技術により、たくさんの成果物が生み出されてきました。そこには人の手が不可欠でしたが、最新技術として世界中で注目されているデジタルファブリケーションは、機械が成果物を生み出すという全く新しいものです。

デジタルファブリケーションとは、コンピュータと接続されたデジタル工作機械によって、3DやCGといったデジタルデータを木材、アクリルなどの実体がある素材から切り出して成形する技術のことを言います。この技術の凄いところは、これまで人間の手では造形が難しいとされていた例えば曲線の多いデザインを素材に切り出すことができる等、全く新しいデザインの創造物を生み出すことができるというところにあります。

また、デザインをデータで管理することになるため、多くの場所でそれを共有して利用することができ、デザインと機械さえあればどこでも同じように大量生産することも可能です。現在の日本でも徐々にこの技術は浸透しており、ものづくりを得意とする製造業だけでなく、一般家庭にも普及する日がそう遠くない未来にやってくるだろうと言われています。

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