起業家サポートブックス

会計とは、お店などでお金を支払うことがイメージできますが、ここでは企業の取引を記録としてまとめ、決算時などに外部へ報告するまでの一連の流れをいいます。企業は、外部から集めた資金を使って様々な投資を行い、利益をあげようと努力します。そのため、いかに外部から資金を集められるかというのは非常に重要なので、決算報告などで企業の成績や財政状態を外部へ公表することにより、投資を促すことになります。投資家や銀行などは、その決算書などを見て投資判断にするので、極めて重要な手続きといえるでしょう。

基礎的な考え方に簿記があり、遥か昔からヨーロッパなどを中心に技術が発達してきました。簿記は人間が発明したもっとも精密で美しい技術ともいわれ、今日までその考え方は受け継がれています。今では社会人として必須の共用ともいえるので、簿記の基礎程度は知っておくようにしましょう。また、将来は経理関連で働きたいと思っている人は、基礎だけでなくより深い知識が必要となるので、簿記のみならず、その上位資格などにも挑戦してみましょう。
経理や簿記は企業を支える上で非常に大切であり、景気が良いときはもちろん、景気が悪いときにも必ず心強い味方になる知識といえるでしょう。