コロナ対策で実施急務!テレワーク導入時の注意点

2019年12月から感染が広まっている新型コロナウイルスは、いまだに事態が収束するきざしすら見えません。東京都知事も感染拡大防止のために首都封鎖(ロックダウン)を行う可能性について言及するなど、さまざまな方策が取られています。

また、感染リスクが高くなる「換気の悪い密閉空間」「人が密集している」「近距離での会話・発声が行われる」この3要素を満たす空間である電車内の混雑緩和を図るべく、企業にはテレワークや時差通勤を推奨しています。

コロナウイルス対策としてテレワークを行う場合、いくつかの注意点があります。この注意点を守らないと、感染リスクするリスクだけではなく、情報漏洩などの危険性が高まります。

注意点1:作業場所の環境

自宅で作業を行える場合はほとんど気にしなくても良いと思われますが、カフェなど不特定多数の人が利用する場所で作業をする場合は少々注意が必要です。

まず、新型コロナウイルス対策として、手すりやテーブルなど、多くの人が触れるものを触ったあとには必ずアルコール消毒をしましょう。コロナウイルスを消毒するにはアルコール消毒が効果的と言われています。消毒用アルコールが手に入らない場合でも、こまめに手洗い・うがいをするなど、通常の感染症予防を行うことが重要です。

マスクは感染予防にはならない、という人もいますが、つけることで喉のうるおいが保たれます。喉が乾燥すると、コロナウイルスのみならず、風邪やインフルエンザに罹患する確率が高まります。また、万が一自身が無症状保菌者だった場合、マスクをつけていれば爆発的感染を防ぐことが可能です。

コワーキングスペースなどで作業する場合は、フリーブースでもついたてがあるタイプであれば、利用者間の接触が軽減され、 比較的安心して作業ができます。さらに自分のパソコンモニターなどに表示される個人情報等を他人に閲覧されるリスクも軽減できるでしょう。

注意点2:機器の持ち運び

仕事の内容によっては、データを個人の端末に残さないよう作業用端末が支給される場合があります。支給された端末を紛失すると非常に多くのデータが漏洩してしまうことは言うまでもありません。置き忘れを防止するためにも、電車やバスといった交通機関では作業をしないようにしましょう。

仮に、バッグに入れている場合は常にバッグを持ち続けることを推奨します。網棚の上に置くと荷物が多い場合に忘れてしまう可能性が高まります。座席に座った時も、できる限りひざの上に乗せましょう。リュックサックに入れている場合は、気づかないうちに盗まれないよう、体の前にかけて抱えることをおすすめします。

作業用端末だけではなく、同時に支給された物品の管理も厳密に行いましょう。特に紛失しやすいのはサイズが小さいUSBメモリやポケットWi-Fiルーターです。ポーチにひとまとめにしたうえで、パソコンを入れるケースにチェーン等でつなげると万全です。支給されたものがすべてまとめてはいる、ファスナー付きのケースもおすすめです。

注意点3:作業中の誘惑

どのような環境でも、作業中に誘惑はつきものです。自宅で作業する場合は特に誘惑が多く苦労してしまうでしょう。そこでおすすめしたいのが、誘惑の原因となるものをすべてまとめて見えなくしてしまうことです。方法はとても簡単です。誘惑の原因となるものを大きな箱にまとめ、見えないようにふたをします。そして作業場所からもっとも離れた場所に置けば、誘惑に負けることはまずありません。

音楽をかけながら作業をする場合は、雨音やホワイトノイズがおすすめです。音楽をかけるとついリズムが気になり、集中できないこともあります。

コロナウイルスの爆発的な流行により、万全とはいいがたい状態でテレワークを導入した企業も少なくありません。テレワーク中に作業効率が落ちないよう、従業員1人ひとりが意識を高くもつことが重要です。

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